徒然、時々晴々

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祈り






無理に思い出さなくてもいいよ

きっと、そういうものではないと思うから


夜の闇は深く 冷たく 街に根付いてしまった

不安と不穏は否めず 立ちはだかる波は

余計なものだけを残して

過ぎ去って行った


言えないこともあって

言いたいこともあって

口をつぐむ度にわかる

伝えたいことばかりが

体中にあること

きっと今でも



無理に思い出そうとしなくても

浮かんでくるのは

きっと、無理もないこと


言葉の代わりに

今日は何時もより強く



祈ろう





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  1. 2012/03/12(月) 00:44:19|
  2. 詩、詞
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3本足の最期







想ったり

驕ったり

重かったり

軽かったり

離れたり

阻まれたり

構ったり

変わったり

変わらなかったり

儘ならなかったり



縛ったり

浸ったり

上がったり

下がったり

泣いたり

悔やんだり



別れたり

忘れたり

悩んだり

学んだり

振り返ったり

繰り返したり



耽ったり

老けたり

思い出したり

覚束なかったり



思って

想われて

覚えなく

終わったり





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  1. 2012/03/08(木) 07:13:34|
  2. 詩、詞
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春の予感




まだ風が冷たいままに

気付いた頃には傍に居た

いくつかの旅立ちの春



少しずつ温めてきたものが

南風の訪れにさらわれた

いくつもの別れの春



のろのろと軒下から出た野良猫も

欠伸しそうな陽射しと共に

今年もまたやってくるんだね



心もスカートも揺らぎそうな季節

青い春の空の下を駆け抜けるように

私は飛び出して行く





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  1. 2012/03/02(金) 08:06:01|
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つないで



悴んで、君よりも小さなこの手を

握ってくれていただけで

繋がれていたのにね



この手と手が

離れ離れになるのなら

春はこなくてもいい



だから

もう少しだけ

ほんの少しだけ



  1. 2012/02/24(金) 02:49:48|
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春を待つひと






そっと、白い息を吐いて
あなたの訪れを待つ

瞳の色と同じ 深い黒の闇の中を
数え切れないほど白い粒が
かよわく、今もまだ降り続いている



「これで最後にするつもりはないから、
約束はしないでおこう」

そう口にして別れを告げた、最後の春
また出会えると一緒に決め込んだ最後の春

ピースの欠けたパズルのような喪失感
空よりも孤独が側にいた気がした最初の春

言葉だけが独り歩きして
虚しさに出くわすことが
本当は怖かった



四六時中、365日、幾度も四季を巡っても
片時も忘れたことはないと
必ず、必ず、伝えたい

目が覚める前の夢の間際
つかんだ途端に
掌からするりと消えてしまう前に



数え切れない人混みの中
私はまだ、終わらない冬の最中
かすれそうな灰色の空
微かだけど確かに風を感じていた

蕾は変わらず蕾のままだけれど
少しずつ膨らんできている
そんな気がしているから…




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  1. 2012/02/22(水) 06:55:50|
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