徒然、時々晴々

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短編#2 どうせなら

「死にたい」

受話器越しだが 確かにそう聞こえた

「死にたい」

泣きながら 鼻を啜りながら


先の見えない時代の中で
どこへ向かうべくして
生まれて来たのだろう

思いもよらない裏切りに
頭が真っ白になる
電話の向こうの彼女もそう

長電話の果ての答えを求めるより
どうせなら今一度足もとでもごらん
そのあとで電話をくれてもいいから



仮に死んでしまったとして
黄泉の国に流れれば幸せは見つかるのだろうか
どんな場所かは知らないが


この満たされすぎた島国の外には
生きたくも生ききれない生命ばかりで
パンを一枚かじる間に
ガラクタみたいに今日も消えていく





前途多難 ゴールは知らない
どのみち半ばの人生
どうせなら


「強く生きたい」


と言ってみませんか。
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  1. 2011/05/06(金) 05:51:20|
  2. 短編
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

前半はよくわかります
暗いけど美しい
tamさんらしい雰囲気ですね

後半は・・・複雑
黄泉の国は私は信じてませんが
みんな怖くないんでしょうか
そんなに人生が辛かったんだろうか・・・
私にも思い当たることがありますが
  1. 2011/05/07(土) 18:59:45 |
  2. URL |
  3. すとりーと #aeh.Xfw2
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>すとりーとさん
そう言っていただけると報われます。

書きたいことが色々ありすぎて、結局とりとめのない出来になりました。
実際に、友人から電話で悩みを打ち明けられて
「死にたい」とか「辛い」とか言っていたことがきっかけです。

死ぬ時なんて誰にだって訪れるものだし、
どうせならもう少し生きていれば何かあるんじゃないか…
といった感じです。

僕も死後の世界なんて信じていません。
人は死んだら文字通り終わるものだと思っています。
  1. 2011/05/09(月) 00:04:06 |
  2. URL |
  3. tam #-
  4. [ 編集 ]

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