徒然、時々晴々

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短編#3 浸透

しとしとと 雨は降り続いている
生き急ぐ その身を嘲笑うように

一時も音は絶えずに
留まることを知らない
同じく時の中で


星占いを確認する暇もなく
何時もの日常へと足を踏み出す
ただただ過ぎて行く暦を
めくることも忘れながら

本当は縋りたい人間関係の
精彩のなさに虚しさが突き刺さる
でもこれが現状で 尚且つ正常で
愛情も友情も おざなりに思えてきて


まだ浸透出来ていない僕は
新聞で見た徐々に斜め上を行く離婚率を
この上ないくらいに悲しく思えた

「自分もそんな環境で育ったじゃないか」

そう思えても そう言われても
今はまだ実感はない
時代を過ごし確かなことは
やりきれない感情ばかりが
纏わり付いてること


ぱらぱらと 雨足は強まっていく
休みなく 地上に同調するかのように

一時も止む気配もなく
屋根の下で眺めている
すれ違う時の中で
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  1. 2011/05/27(金) 21:08:09|
  2. 詩、詞
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